鳴らない電話と鳴り止まない営業電話
相変わらず会社のホームページから日記を転載しています。
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業(ZEH)登録ビルダーです!
春先に経済産業省のネットゼロエネルギーハウス支援事業(ZEH)のビルダー登録申請を行いました。これはビルダーの登録をした工務店からでないと建築主様は支援事業の補助金をもらえません、というタイプの補助金事業です。大手ハウスメーカー主導による工務店のふるい分けだ、などと言われておりますが登録自体は難しいことではありません。来年度以降登録ビルダー限定の支援事業が発表されたときに手遅れにならないためとか、できませんと言わないためとか、実績作りのためとかいろいろです。もちろん、制度を利用されたいお客様は大歓迎です。このままでは枠が塩漬けになってしまいます。東京都小金井市近隣でネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業を利用した注文住宅をお考えの方はどうぞお問い合わせください(CM)。色々と登録しています
住宅エコポイント、木材利用ポイント、そしてネットゼロエネルギーハウス支援事業です。地域型住宅ブランド化事業・グリーン化事業もそうですね。工務店としてはそのような制度を利用したいお客様がいらした時に、うちは登録してないのでできませんと言って取りこぼさないように登録するわけです。ところが、今のところ商売に結びつくどころかテレアポ営業のターゲットにされています。
営業先リスト(無料で)ゲットだぜ
つまり何かと言うと、登録ビルダー登録工務店のリストを用いた営業攻勢です。主に省エネ建築関係の機械や部材を扱うメーカーからの営業、ネット紙面問わず広告系からの営業、他には申請関係の書類作業代行支援をする設計事務所などからもちょくちょくあります。電話だけでなくチラシやカタログもどしどし送られて来ます。ああ、やっぱり。
エコポイントや木材利用ポイントの時もそうでした。確かに営業側にしてみれば魅力的のリストが国の取りまとめでネットで入手できるのですから、これを使わない手はありません。省エネ意識の高い工務店側からしてみても有益な情報を持ってくる営業マンであれば話を聞いてみようかと言う気持ちにもなります。商社・流通の営業だけでは得られない情報を持っていたりするので無下にもできません。でも、ちょっと量が多いと思うの。ありがとう、でももうお腹いっぱいです(心の声)
昔、人材募集の広告を出したら問い合わせが来たのは人材紹介会社と広告会社の営業だけだったと言う話と似ています。最近ではホームページの問い合わせフォームから営業メールを送ってきたり、ひどいのになるとSUUMOに掲載しているコレクトコール(電話代着払い通話)で営業の電話を着払いでかけて下さったりします。何考えてるんだろう(素朴な疑問)
営業の電話の電話代を、営業する相手に払わせて、営業しようというのです。料金着払いでカタログを送りつけているのと一緒ですね。思いついた人は「オレすげえ営業方法思いついちゃったヨ!」とか思ってるんでしょうか。その類まれなるコスト削減意識と、コロンブスの卵的コスト転嫁策の発想にはまったくもって敬服して頭が上がりません。潰れればいいのに(本音)
営業先に電話代を払わせる営業手法を使って、本気で物が売れると思っているのでしたら、ちょっと日本大丈夫なんかな~なんて心配になりました。日本\(^o^)/オワタそして、本当に恐ろしいのがこういうことをしでかす会社が一社だけではないことです。営業上がり刑事(デカ)の名推理
まあ後半は蛇足ですが、前半は頷けます。メーカーやサービス系の営業は単発勝負で二度と来ませんが、商社流通系の営業の方はちょくちょく通ってくださいます。そうするとそこから始まる話もあったりするので、ちょっとお願いしてみると言う流れになることもあります。これは私達の営業についても同じことが言えると思います。扱っている商品やサービスが優れていたとしても、それだけでは購買欲が生まれません。繰り返し顔や名前会社名等を覚えてもらうことで、ちょっと聞いてみようかなという気持ちになってくださるのだと思います。営業を受けて感じたので気をつけることにした
というわけで、現場・事務所ご近隣へチラシ配りをする際は繰り返しご挨拶から始めて、ご機嫌伺いして、自社の紹介をして、何度目かからチラシ内のお声掛けに移るというふうにちゃんと順を追った流れでチラシを作成して配布する、という方法は多分ここまで失礼なやり方ではないと思います。また、訪問営業や電話営業はしておらず、基本的に問い合わせを頂いてから追客を行う営業しかしていないので、その追客の過程でも失礼な営業の押し付けにならないように気をつけています。余談:ゼロ・エネルギー・ハウスとゼロエネルギー住宅の違い