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外断熱の注文住宅を建てる建築会社2代目の頭の中

住み心地とか、住む人の健康とか、家族の安心安全とか、大きな資産とか、喜び感謝クレームとか、様々に満ちている業界で色々と考えています。地域のため、日本のため、世界のため、御施主様のため、社員さん職方さん業者さん大工さんのため、自分だけにしかできない事がどんどん増えていく毎日は刺激的です。

​「冷えは万病のもと」を実感する

健康住宅

自分が子供の頃、アトピーに本当に悩まされていた頃、このような知識があればアトピーの症状も変わっていたと思います。

当時は近所の皮膚科から、所沢の防衛医大、評判の漢方医、ナチュラル系オーガニックなど様々なものを試しましたが、一人として「家が寒い」ことが原因だと言った人はいませんでした。

 

某建材会社は今週末の3連休の真ん中、12/24(土)に自社の忘年会を行うらしい。その点11月中に既に忘年会を済ませている我らが黒柳建設に死角はなかった。こんにちは、東京都小金井市で外断熱・涼温な家を建てる工務店、黒柳建設の国策担当/WEB担当/システム管理者/営業/現場監督/アフターメンテナンス/OB顧客様係の黒柳一聡です。

 

寒いの嫌い!大ッキライ!!

年末が近くに連れて寒さが身に染みるようになってきました。

外断熱の家から、普通の木造アパートへと華麗なる都落ちをして3度目の冬です。
 
普通の家がこんなに寒かったのかと日々生活をしながら実感しています。
 
寒い、冷たい、乾燥と3拍子揃ってアトピーの天敵なので、着実に体が蝕まれていくのを感じます。
 
外断熱の家に住んでいて忘れてしまっていた、普通の家のあるあるを恨みと妬みと嫉みを込めてまとめてみました。
 
 
 
 
1、寒くて冷たい
断熱性能はおそらく旧省エネ基準かそれ以下なので、外の気温に連動して室内の気温が追随します。この時期は、夜に帰宅した時と朝目覚めた時が一番寒いです。家の中で息が白いのって異常ですよね。
 
また床のフローリング、窓は言うに及ばず、建物全体のありとあらゆる物が冷たいので、エアコンを付けても、風呂に入っても「ヒヤッ」と感じるのは日常茶飯事です。
 
はっきり言って心臓に悪いです。
 
これだけで、心身ともにかなりのストレスを感じています。
 
こんな生活が日常だった頃は当たり前だった(と思う)のですが、高断熱の温かい家の住み心地を知った今では、全てが気になります。
 
 
 
2、結露でビッショリ
窓はアルミ枠の一枚ガラス、ドアも金属枠の無断熱ドアなので、人間が室内に居るだけで結露が発生します。
 
人の呼気や発熱、調理や入浴などの日常生活に伴う水蒸気が漏れなく結露水となり、アルミ枠に水滴となって現出します。もちろん窓ガラスは曇りまくり濡れまくりです。
 
しかも信じられないことに、賃貸契約によると結露による室内の汚れやカビは入居者の責任だというのですからやってられません。
 
普通に生活をするだけでビッショリと結露を発生させる部屋というだけでもウンザリなのに、この対応はいかに賃貸住宅の意識が遅れているのかを如実に表しています。
 
一応自分も建築業界の隅っこの住人として不動産業者と交渉してみましたが、ホントマジであいつら話になりません。
 
「結露は拭きとってください」とか、寝言は寝て言えよ、と心底思いました。
 
 
 
3、乾燥でアトピー再発中
以前のブログ日記でアトピーの天敵は乾燥と書きましたが、それをまさに今実感しています。冬が来る度に肌の乾燥からアトピーが再発しています。
 
乾燥しているなら加湿すれば良さそうなものですが、住宅の断熱理論から考えると安易な加湿は結露の発生に繋がり、カビの繁殖に一役かってしまいます。当然カビの方が健康には悪影響です。
 
寒いので体を温めようとシャワーを浴びれば、一時的に表面は温まるのですが、すぐに冷えてしまううえに、肌の表面の皮脂を洗い落としてしまい、乾燥が悪化します。
 
エアコンで空気を温めると、これまた乾燥します。
 
なので、厚着をして毛布をかぶってなるべく体温だけで発汗して乾燥を防ぐ他ありません。
 
しかし、あまりに布団をかぶりすぎて寝てしまうと、汗をかきすぎて逆に冷えてしまい、朝方の冷え込みで風邪を引いてしまいます。
 
 
 

完全に詰んでいます

普通のアパートなので仕方がないとも言えますが、高齢になればなるほど身体への負担は大きくなりますし、若くて元気でも風邪や病気になりやすいと感じます。
 
寒さに気をつけて、常に体の調子に気を配らなくてはいけません。
 
廊下で寝落ちしても、風邪ひとつ引くことがなかった外断熱の高気密高断熱の家が狂おしいまでに懐かしい。
 
なまじ上質な住み心地を経験してしまったがうえの不幸です。
 
また逆に、冬にアトピーや体調が悪化してしまうことが多く、原因がよくわからないという場合は、寒さ環境の改善が効果的であることは疑いようのない事実です。
 
保湿クリーム、加湿器、ステロイド剤、羽毛布団、絹製の手袋、などが手放せない生活はウンザリです。
 
住まいを芯から暖めれば、たいていのことは解決します。実際、解決してたので忘れていました。 
 
 
 

部屋を探して三千里

あと、ついでに言い訳しておきますと、部屋探しの際には「断熱性能」を重視しています、ときちんと伝えて部屋を探しました。当然です。
 
でも全ての、もう一度言います、全ての不動産屋で「はぁ?」みたいなリアクションをされました。
 
「何ですか、それ?」とか「そんなのあるわけないですよ」とか「そんな要望初めて言われました」とか、言いたい放題言われました。
 
「ワケガワカラナイヨ」/人◕‿‿◕人\
 
 
そもそも、アパートのチラシに断熱とか暖かい・涼しいとかは一切書いてありませんでしたね。
 
オマエラそれでも同じ「住まい」に携わる業界の人間なの?と小一時間ほど問い詰めたい。
 
はぁ、私たち「作る人」と彼ら「売る人」は根本的に違うのだから、仕方のないことかもしれません。
 
 
 

お試し断熱改修

アパートの場合だと性能に手を付けることはできませんが、持ち家一戸建てならそれも可能です。
 
そんな場合は、一室だけでも断熱改修を行ってみることをお勧めします。
 
アルミ枠のガラス窓には樹脂製の内窓を取り付け、床下や天井裏に断熱補強を施し、エアコンの効きを良くして適度な加湿を行うことで、温熱のシェルターを家の中に作り出すのです。
 
脱衣室・寝室はこの際諦めて、リビングのように一日を過ごす延べ人数時間が多い箇所に絞るといいでしょう。
 
それが効果的なら、本格的な断熱改修を検討してみましょう。
 
 
 
 

賃貸暮らしの裏ワザ

私のように賃貸暮らしでも、DIYで部屋に傷を付けずに取り付けられる簡易内窓がありますので、試してみるのも一興かと思います。
 
近々、実行する予定なので、その結果が良好なら報告致します。
 
 
 
 

反省

と、ここまで好き勝手に書き殴りましたが、そもそもそんな「寒い」部屋にしか住めないのが自分の甲斐性なので、今日のブログ日記の半分くらいはただの八つ当たりです。

お見苦しいところをお見せ致しました、でも後悔はしていない。

 

でも、賃貸住宅って本当に暑くて寒くて酷い環境なんです。

高気密高断熱の賃貸併用住宅がもっと流行ればいいのに、と願います。

それで、それを積極的に推進している黒柳建設に、もっと注目が集まればいいのに(ゲス顔)