勉強会の「外化」で得られた気づきと学び
お気づきの方も多いかと思いますが、下記の引用先の日記は本業の会社のサイトでブログ日記として公開しているものを、こちらにも転載しています。
そろそろ、こちらはこちらで別の記事を書いた方が良いのではないかと思っていますが、今日も懲りずに転載します。
ペナルティ喰らうかなぁ?
事例発表を通して学べたこと気づいたこと
さて、一晩寝たのでスッキリ何事も無かったように、一連のチラシ作戦の事例発表を通じて得られたこと、学べたことについてです。「外化」の大切さ
ちなみに「外化」とは、こちらの勉強会で推奨している、一連のアウトプット体系のことだと解釈し理解しました。誰かに伝えるためには、分かりやすくまとめて整理しなければなりません。その作業の過程で、今回のチラシ作戦の中身について復習ができるため、次へ繋げるために自らの行いから学ぶことができる、とても効果的な学び方です。また、発表をすることでその内容をシェアし、評価をいただき、さらにブラッシュアップさせることができます。一石三鳥の妙手だと、頭では復習が大切なことはわかるのですが、もう一旦終わってしまったことなので、なかなか切っ掛けがないと着手しません。今回の勉強会で発表すると決めたのも、外化をするために自分をちょっと追い込まなければと思ったからです。自分自身を信じること
別に外化なんぞせんでも、自発的に検証・改善ができるのであれば、発表なんてしなくても良いわけです。他者からの評価は貰えませんが、自家発電でPDCAサイクルが回せるのであれば、他者評価も不要です。ですが、自分はそんなデキル人間なわけがないので、気が進まなくても無理矢理「やる!」と言ってしまって、自分を追い込んだ方が確実なのです。ヤなことは 明日に回そう ホトトギス
永遠に問題の先送りです。これではラチがあかないので、前回の勉強会の後、朝日ウッドテックの担当者さんと話す機会があったときに「発表する」と宣言しました。した気がします。また知らない間に芸人スイッチが押されてしまいました。多分担当さんは覚えてないか、仮に発表できなくても「仕方ないですね、お忙しいですから」と言って下さるでしょうが、それでは何も進歩しません。せっかくチラシ作戦を行なったのに、このままでは検証も何も無しに流れてしまいます。それでは流石に勿体無いです。やるのなら キッチリやろう ホトトギス
こうして退路がめでたく絶たれたところで、事例発表は願望ではなく、具体的な達成目標になりました。こうなるとどう落とし込むかが鍵になるので、後は型にはめて行くだけです。「発表」ですから、要はプレゼンです。「起承転結」を分かりやすく意識して、パワーポイントでプレゼンシートを作れば、それでオッケーなはずです。まともなプレゼンなど大学の卒論発表の時以来ですが、留年が決まるような崖っぷちでもありません。普段行なっている外断熱の賃貸併用住宅セミナーと同じ感覚でいけるはずです。と、いう割りと甘い目論見で着手しました。実際、プレゼンシートの作成時間は、半日もかかりませんでした。原案を書き出して、パワーポイントで清書するだけですから、そんなもんです。構成も箇条書き主体で、チラシの画像をポチポチ貼り付けただけの、素材の味を生かしたシンプルなものに仕上げました。(手抜き?)最後にテイクアウト用にドギーバッグに詰めてご用意しておきますので、ご笑覧ください。事例発表を通じて願ったこと・得られたこと
こういった学びを実践していくなかで、1番ネックになるのがモチベーションの維持・増進です。黒柳建設は小さな会社ですし、自分は社長の息子(影の役職名・要は何でも屋)なので、反対する人も抵抗勢力も存在しません。それは自分一人で全てをやらなければいけないことを意味します。学び、真似び、決めて、実践して、検証して、また学び、というサイクルを一人で回し続けるのは、モチベーションが容易に低下します。そこで、勉強会で発表させてもらうことで、他の誰かと分かち合い、共感し、評価してもらい、アドバイスを頂けたらとささやかな願いがありました。結果、思いがけないほどたくさんのお声掛けを頂いたり、まさかの賞まで戴きました。何かを願って行動を起こすと、期待していた以上のことが返ってくることもあるんだなぁと、今までにない喜びを感じることができたことは本当に得難い経験でした。継続は力、継続こそ力
と、ここで終わればポリアンナの良かった探しの旅も大団円の最終回なのですが、当たり前ですがこれは始まりに過ぎませんでした。一番大切なことは、こういった取り組みを継続していくことです。人・モノ・手間・予算・気持ち、いわゆる経営資源をより良い取り組みに再投資し続けることが、実践事例発表に隠された本来の狙いだと思います。これも事例発表を行い、その一連の流れを日記として編集すること(つまり外化)で気付けたことです。何かを行い、誰かに向けて公開し、経験を分かち合い、またそれを振り返って公開する。大変ですけど、とても意義のあることだと実感を持って理解しました。遠く、果ては見えません。多分、行けども行けども先は続いているのでしょう。それでも、明日はより良い明日だと信じられる道を確かに歩き始めた、そんな感じが致します。物語に終わりはあっても、実践の道に終わりはありませんので、まだまだ次回も続きます。