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外断熱の注文住宅を建てる建築会社2代目の頭の中

住み心地とか、住む人の健康とか、家族の安心安全とか、大きな資産とか、喜び感謝クレームとか、様々に満ちている業界で色々と考えています。地域のため、日本のため、世界のため、御施主様のため、社員さん職方さん業者さん大工さんのため、自分だけにしかできない事がどんどん増えていく毎日は刺激的です。

正しい手順に燃える美学

小学生時代のあの日、僕達少年は自転車から波○砲やビーム兵器を発射しながら爆走していました。

 

聖なる夜に何を思っていたのか覚えていませんが、日曜日は書類仕事が捗ることが多いです。こんにちは、東京都小金井市で外断熱・涼温な家を建てる工務店、黒柳建設の国策担当/WEB担当/システム管理者/営業/現場監督/アフターメンテナンス/OB顧客様係の黒柳一聡です。

 
 

ネット検索で引っかからない?

昨日の続きを書こうと「手順燃え」のもう少し詳しい解説を・・・とネットで検索してみたら引っかかりませんでした。
あれぇおかしいなぁ、どこかで目にしたはずなのですが。
 
 
まあそんなに解説を必要とするほどの意味は無いのですが「所定の手順が正しく実行されていく様にドキドキと胸の高鳴りを覚える」ような心境のことです。
 
 
 
国民的代表事例 「波○砲発射シークエンス」
例えば、代表的な例をご紹介すると
 
艦長「古○!波○砲、発射準備」
 
機関長「エネルギー弁閉鎖。 エネルギー充填開始」
 
戦闘班長「セイフティーロック、解除。ターゲットスコープ・オープン!電影クロスゲージ明度20」
 
機関長「薬室内シリンダー圧力正常、エネルギー充填120%へ」
 
砲雷長「発射10秒前、総員・対ショック、 対閃光防御」
 
戦闘班長「最終セイフティー解除、発射5秒前、4、3、2、1・・・発射!」
 
艦長「波○砲、発射ぁ!!」
 
某宇宙バトルシップヤ○トより 
 
と所定の手順を毎回正しく踏んでいくことで、クライマックスへの盛り上がりを演出しています。結果はわかりきっているのですが、毎回ドキドキします。
 
 
この特有の演出法は様々なところに見られ、水戸のご老公様やウルトラなマン、合体系ロボ、最近だとシン・ゴジ君などの劇中で使われています。お約束、様式美、天丼などと呼ぶ場合もあります。
 
こうした手順と手続きに異様なこだわりを見せる日本人ならではの演出法の洗礼を浴びた結果、書類仕事のような手順と手続きでがんじがらめな作業にも達成感を感じることができるようになったのではないか、と自分ではそう思っています。
 
 
 
シン・ゴジラに見る書類仕事
夏頃に映画「シン・ゴジラ」を見て、ネットや書籍で様々な批評を目にした中で、お役所仕事・書類仕事についても好意的な感想がたくさんありました。
 
 
 
  • 「事務方にとっての書類は、実行部隊(戦闘班)にとっての武器・弾薬と同じ意味を持つ」
(米軍と言えど戦闘を行う部門は全体の2割程度で、残りはその矛を支える柄の部分・事務方です)
 
 
 
 
  • 「対策本部立ち上げ時にコピー機がガァーっと集まるシーンは、
    兵士がガンラックからアサルト・ライフルを一斉に取るシーンと実質同じ」
マトリックス第一作でネオがモーフィアスを助けに行く際、「銃を、それもたくさん(Guns, a lot of guns.)」と電脳空間で武装したシーンも同じですね)
 
 
 
 
  • 「複写機(コピー機)で作られた書類が情報を載せて組織の隅々まで行き渡っていく、
    書類は血液で情報は酸素だ」
(コスト、保存性、重さ、形、歴史、様々な面から考慮しても、紙に勝る情報伝達ツールはありません)
 
 
 
 
 
A4一枚の紙切れの中に、必要な情報を所定の書式で記録することで、紙切れは書類へと生まれ変わり、意味を持ち意志を運び保存され記憶されます。
 
こんなにも「書類」や「事務仕事」が強調されて、「事務方」の熱い称賛の声が上がった映画も珍しいのではないでしょうか。
 
 
 

建築屋の書類(武器弾薬)は「設計図書

宅建築という私たちの分野では、A4書類よりもA2図面の出番の方が多く、現場に行き渡るのもA2図面が基本です。これも設計図書という名の立派な書類です。
 
製図がCAD主体になった分、見やすさ分かりやすさが求められるようになり、図面を引く人それぞれに美学があります。
 
これも「手順燃え」の一つかもしれません。
 
つまり、自分にとって書類作業は手順を一つ一つ正しく進めていく過程に整然さと秩序を感じて、自分の中にクライマックスが訪れるような感覚に陥ります。
 
 
 
一連の流れをイメージに置き換えるとこんな感じです。 
  1. 情報を収集する ← 反撃の作戦を立てているイメージ
  2. 書類に記入する ← 武器弾薬が供給されて攻撃開始のイメージ
  3. 書類を提出する ← 止めの一撃を放つイメージ
  4. 受付印をもらう ← コアとか弱点なんかを貫くイメージ
  5. まとめて綴じる ← 後日談・エンドロール・地球に平和が戻ったイメージ
 
大団円!!圧倒的、大団円!!!
 
書類仕事は終わりが明確にあるのが素晴らしいです。
 
 
 
 
以上、書類仕事がそこまで苦ではない理由でした。
 
 
さて、脳内BGMを大音量でかき鳴らし、今日も地球の平和を守るために、書類仕事の続きに戻ります。