閑話休題 ブログ日記を書き始めてみた雑感
ブログ日記を書き始めてみて半月ほどが経ったわけですが、色々と思ったこと感じたこと気付いたことをここで一旦整理してみました。質の高いブログ日記を継続して続けるためにどうすれば良いかを自分なりにと頂いたアドバイスからまとめました。
総評としては案ずるより産むが易しといったところです。
あとは継続は力なり、を実施するだけです。
最初のユニークユーザー
2回目の日記をアップした週末の朝、私の携帯にとある大先輩工務店社長から着信がありました。
ディスプレイに映ったお名前を見た瞬間に「日記の件についてだ、間違いない」とほぼほぼ確信しました。その方は仲間の工務店の日記・ブログをほぼ毎日のようにチェックしていると噂で聞いていた上に、大変深い見識と実行力と哲学信念をお持ちの大先輩でしたので、ちょっとドキドキしながら電話を取りました。
「日記書き始めたんだねー」と嬉しそうに話が始まり、日記を再開したことへの祝辞、内容についてのアドバイス、やや辛口の評価、ご自身はどうやって日記を継続しているか、ネタ出しの秘訣、書き方のコツ、書き手としての心得をご教授頂きました。
何度か会合で日記について、書いた方がいいよ、書くべきだ、むしろ書きなさいと何度もアドバイスを頂いていたのですが「そんな暇ないですよー」などとやらない人間特有の言い訳を心の中でしていました。内心「なんで書かないんだコイツは」と苦々しく思われていたと思いますが、それでもこうして真っ先に感想を聞かせて下さって嬉しく思いました。本当にありがとうございます。
と、感想を頂いた直後から賃貸併用住宅の話題ばかりしばらく続いたので、「おいおい」と若干呆れられてしまっているかもしれません。
書き終えたら連絡して聞いてみることにします。
ブログ日記を続ける3つのコツ
①定期更新のタスク
まず自分へのルールとして、定期的に更新することを絶対順守のギアスとして課しました、イエス・ユア・マジェスティー。
その更新頻度は最低週に2回、月曜日と木曜日に設定しました。Googleカレンダーに繰り返しタスクとして登録し、常に締め切りを意識できるようにもしています。
土曜日はポン太の日なので、こう割り振れば3日と空けずスタッフブログの更新が継続するサイクルになる、と未ゲット狸の皮を見積もりました。その他に急遽書きたい内容があったら、その日のうちに書くことにしました、この日記もそのつもりで書いています。
こうすると、一年で最低でも100本以上の記事が書ける計算になるので、これもキリがいいです。
②読むシチュエーションを想定した長さ
してはいるのですが、なかなか短くバッサリとまとめられず、書き始めてみると結果として長くなってしまっています。ちょうど良い長さって難しいですね。
日記として読むと長いけど、ブログのエントリーとして読んでもらうならこの位でもいいのかなと考えています。
単に簡潔にまとめる能力が無いとも言えますね、今北産業はよ。
主に通勤途中のような移動中のスキマ時間に読んでもらえるくらいの長さを想定しています。
③ネタストックの書き貯め
最後に継続するためには常にネタを書き貯めてストックしておくことです。
アドバイス戴いたのですが、締め切りを決めたはいいけどその日その日にブログ日記を書くことはかなり困難です。それは以前に一度つまずいているのでよくわかります。そうそう日記を書く日に面白い出来事が転がっているわけではありませんし、長文を書けるほど時間が取れるわけではありません。
そこで、常日頃思ったこと感じたこと考えていることをアウトプットして書き貯めをしておき、ブログ日記の投稿日にその中から選んで微修正を加えて投稿しています。
常に5~10本ほどのストックを抱えておくことで、締め切りの束縛から逃れられます。どうしても時間が無ければ、事前に予約投稿で入れてしまうのも一つの手です。
書き貯めの工夫
今は様々なアウトプット用のガジェットがあるので、いつでもどこでも思いついた時に書き溜めておくことができます。
私は主にiPadでiCloudのメモ帳アプリに下書きとして書き込んでおいて、事務所のパソコンからiCloudにアクセスして文章をコピーして投稿しています。iCloud上でメモとして保存しているので、ネットが繋がる場所ならどこでも書き加えたり修正することができるので非常に便利です。電車での移動中などメチャクチャ捗ります。
一つのブログ日記を書いている途中で別のことが頭に浮かんできたら、即新しいメモ帳で書き始めてしまうという荒業も使えます。筆が乗ってくると文章が長くなりすぎて、分割して投稿したりもしています。
他にもガラケーでポチポチ書き溜めて、メールで自分自身に送るという手もありますが、途切れ途切れになってしまうのでこれは不採用です。メモ帳アプリの便利さを知ってしまった今では戻れません。
書き溜めておくことのメリットとして
などが挙げられます。調子が良いと三本くらい書き始めて、そこそこ言いたいことは書くことができます。
オマケ)ネタ出しのコツ
とは言っても、ブログ日記を書く内容なんてネタがないと意味がありません。
今は書き始めたばかりなので、書くごとに次はあれを書こうと頭から湧いてくるのですが、いずれは枯渇します。そうならないように、常に心がけているネタ出しの方法があります。
①テーマ別連載法
まず一つ目が、テーマを決めてそれに付随する派生する内容を項目別に分割して書くことです。最近の賃貸併用住宅のテーマなんかがそれにあたります。
同分野の話題を深く掘り下げることができるので、書き終えるとそれなりのボリュームになっており、ちょっと読み応えある連載物のコラム程度になります。
②時事ネタ単発法
二つ目は様々な情報を収集し、面白そうな分野についての見解を述べることです。時事ネタと言ってもいいのかもしれませんが、それだと当たり障りのない内容になってしまうか、掘り下げられずに薄い内容になってしまう恐れがあります。
③連想・結合・発展法
そこで、それをさらに発展させた三つ目は、インプットした情報から連想した自分のフィールドへ話を展開することです。
最近だとシンゴジラに関する批評がたくさん出ていますが、ゴジラを深く掘り下げるのは生粋のゴジラファンにしかできない領域です。しかし、巷に溢れているシンゴジラに関するレビューを読むと、このパターンの文章が多いことに気付きました。
シンゴジラを構成する様々なパーツの中から、自分が話を展開できるものを探して自分のフィールドへ引きずり込み、その分野の見地から評価をしていたり、過去の自分の経験と照らし合わせてレビューしています。このやり方だと多少強引でも面白い話に持っていける可能性が出てきます。
私はまだシンゴジラを見ていないのですが、こういった批評を読めば読むほど見てみたい気持ちが高くなってきます。むしろ批評を読むごとにワクワクの期待感が増していくのを感じます。それほどまでにたくさんの人の共感を得ることができる優れたコンテンツなのでしょう。
日記はイノベーション
イノベーションは異なる分野の概念を組み合わせることで発想されるとも言われています。
あのアップルの創業者スティーブ・ジョブズも、大学時代に「面白そう」という理由だけで採ったカリグラフィーの授業がのちの名機Macを生み出し、好きな音楽をたくさん手軽に持ち歩きたいという私欲がiPodを生み出したことはよく知られています。
インプット、連想、組み合わせ、アウトプット
これはブログ日記だけに留まらないイノベーションの発想法だと思います。
では、次回は連想法から書いた日記で、最近はやりのFinTechで思い出した一つの失敗談のお話です。