工務店の工務店による工務店のためのコンテンツSEO対策
初めまして、東京で外断熱の注文住宅を建てる小さな建築会社・黒柳建設の2代目黒柳一聡です
前回最後の日記からだいぶ経ってしまいましたが、心機一転して日記を再開します。
また、はてなブログから初めていらっしゃった方ははじめまして。当ブログは途中から読んでも楽しめるよう1話完結か、長くても前後編くらいでエントリーを区切っています。
過去の日記につきましては、サイドバーより黒柳建設へ飛んで、スタッフブログよりご覧いただけます。
再開第1回目はホームページのSEO対策についてです。
スマホ対策が裏目った一年でした
実は、2015年の4月にGoogleのアップデートがあり、それに合わせてスマホフレンドリーなレスポンシブWEBデザインにリニューアルしたのですが、どうにもアクセス数が芳しくありません。
すなわち、大失策。
しかし、スマホの台頭により検索ニーズが大幅に増加したのも確かです。
そこで、古式正しいSEO対策にのっとり、正統派のアクセス数アップを目指すことにしました。
すなわち、内部コンテンツの充実と、良質な外部被リンクの獲得です。
Googleの使命は良質な情報をユーザに提供することにあり、専門家の書いた役に立つコンテンツと、信頼の置けるサイトからの被リンク、この2つを重視していると言われています。
小手先のテクニックが通用しなくなったらしいSEO業界
外部被リンクの獲得手法には、従来マンパワーによるリンクファーム構築や、意図的な口コミ生成などがありましたが、 幾度かのアップデートを重ねることでその効力は徐々に弱まりつつあるようです。
オールドドメインを中古ドメイン市場で購入してリンクをかけたり、サテライトサイトからテキストリンクを飛ばしたり、ツイッター・facebook・Googleプラス・youtube・@LINEなどのSNSで拡散したりと、あの手この手のSEO業者とGoogleの長きに渡る戦いは「俺たちの闘いはこれからだ!」バリにまだまだ続いていますが、それもこれもきちんとしたコンテンツあってこそです。
数年前からコンテンツSEOという言葉が流行り始め、コンテンツの充実についても語られるようになりましたが、そうそう注目されるような記事を定期的に作成することは簡単ではありません。
今までの施策・これからの施策
2007年のホームページ作成時に「狭小住宅」をキーワードに記事を作成したところ、2010年頃までは「狭小住宅」でGoogleのトップを随分長いこと占領していました。
2010年以降、大手や他の建築・設計事務所が「狭小住宅」に参入してきたので現在ではその順位を落としていますが、当時検索だけで黒柳建設のホームページにたどり着き、結果として契約に結びついたお客様は何組もいらっしゃいます。
また最近では、「露天風呂」や「忍者屋敷」と言ったビッグキーワードながらも商用利用が乏しいキーワード、注目著しい「賃貸併用住宅」「アパート経営」と当社が得意とする「外断熱」「高気密高断熱」を組み合わせたキーワードによる流入を狙ったランディングページ的な記事も作成し、実際に問い合わせに結びついています。
このことからSEO対策はきちんと行えば、正しい集客を引き起こすと確信しています。
もともと黒柳建設の家づくりは創業当時から差別化を強く意識しており、他社にはない工法やプランニングを30年以上前から意識して実践しています。
ただ残念なことに、黒柳建設の中の人たちはそんな家づくりが日常になってしまったので、その差別化すべき部分がよく分からなくなってしまっているのも事実です。
先ほどの「露天風呂のある家」や「忍者屋敷のような家」みたいなトンガった家を建てているのに、「いや、これは普通の家だ」などと割と本気で思っています。
私が外部のWEBコンサルタントだったら、これほど売り出すネタに困らない会社もそうそう無いと思うのですが、中の人にはそれが分からんのですよ。
また、どうにも自画自賛で俺スゲエ的な傲慢さが文章からにじみ出てしまいそうで、尻込みをしてきたというのもあります。
しかし、今のお客様は「個性」や「自分らしさ」を大切にします。
であればこそ、黒柳建設も「個性」や「らしさ」を積極的に打ち出していくべきだと考えるに至ったのです。
コンテンツSEO?つまりは面白い記事を書くという王道
そこで、改めて黒柳建設の家づくりを見直し、サイトを訪れるユーザに良質な情報を提供することを意識したコンテンツSEOに取り組むべく、ホームページの内容をさらに充実させていきます。
それこそが、Googleが最も重視していることだとずっと以前から考えてきましたが、忙しいを言い訳にほったらかしにしてきたのも事実です。
具体的な話は次回以降に。
よし、やるぞー。