外断熱の注文住宅を建てる建築会社2代目の頭の中

住み心地とか、住む人の健康とか、家族の安心安全とか、大きな資産とか、喜び感謝クレームとか、様々に満ちている業界で色々と考えています。地域のため、日本のため、世界のため、御施主様のため、社員さん職方さん業者さん大工さんのため、自分だけにしかできない事がどんどん増えていく毎日は刺激的です。

工務店のiPad活用法⑦スタバでドヤ顔プレイ

「スタバドヤ族」という言葉を流行らせた人は、ちょっと天才的なネーミングセンスだと思います。

え、流行ってないって?

 

スタバはあのおシャンティーな雰囲気が苦手であまり行きません、こんにちは、東京小金井で外断熱・涼温な家を建てる工務店、黒柳建設のWEB担当/システム管理者/営業/現場監督/アフターメンテナンス/OB顧客様係の黒柳一聡です。​

 
さて、「iPad 工務店 活用」で検索すると、なんとこのブログ日記がトップ10にランクインしています。まあ一時的なものでしょうし、日記のタイトルまんまの検索キーワードで探せば見つかりますよね。すげぇニッチなキーワードですし。
 
今回はあまり活用とは関係ありませんが、正直このためだけにiPadを持っていてもいいんじゃないかなーと思う1つのスタイルがあります。
 
それは・・・・・スタバでドヤること。
 
スタバドヤ・ドヤリング意識高い
スタバ、は言うまでもなくあのスターバックスのことですが、ドヤるとは聞き慣れない言葉です。今日のブログ日記は両者についてご紹介しつつどうでもいいウンチクをご披露したいと思います。
 
工務店iPad活用法もほとんど関係ないどうしようもない内容ですが、お付き合い下されば幸いです。また、読んでも読まなくても皆様の毎日に特に得も損も無いので、悪しからずご了承下さい。
 
 
 
言わずと知れたシアトル系コーヒーの火付け役
 スターバックスはいまや誰もが知っているコーヒーショップです。
 
アメリカはワシントン州シアトルのパイクプレイスマーケットに一号店を構える、いわゆるシアトル系コーヒーと呼ばれる企業です。それまでアメリカのコーヒーと言えば「マズイ」の代名詞で、薄くて、大味で、ハッキリ言って日本のインスタントコーヒーの方が美味しいレベルのものでした。
 
2000年ごろバイトしていた食堂ではアメリカンコーヒーを注文されると、普通のコーヒーを半分にお湯を残り半分入れて出していました。そんなん(失礼)でも頼む人はいたんですけどね。
 
私ごとで恐縮ですが、2001年にアメリカ高速バスの旅をした際。前述のスタバ第一号店に寄って、限定スタバプリペイドカードを買い求めました。他の州のスタバで使ったら店員さんがもれなく「ひゅー」とか「ワーオ」とか言ってくれたのが自分のスタバドヤのデビューです。え、なんか違いますか?
 
それはさておき、当時シアトルにはワンブロックにワンスタバ、ブレンズ、その他のコーヒーショップがあるくらいに流行ってました。(アメリカ人って味音痴じゃなかったんだ)
 
日本でもその店舗数を増やし、現在ではドライブスルー店舗や高速のサービスエリアでも見ることができます。
 
特に店舗のデザインが素晴らしく、単にコーヒーを出すだけの喫茶店ではなく、居心地の良い空間をとても意識していて、とてもオシャレで高級感のある雰囲気を感じさせてくれます。
 
地方都市でもスタバができるとオープン当初は行列ができたり、逆にそこにしかない優れたデザインの店舗を作ったりするので、単なるコーヒーチェーンではなく都会指数を底上げすることのできる魅力のある特別なお店だと言えます。
 
 
 
スタバでドヤる、とは
そんなオシャレで先進的で高級感が溢れていてさらにはフリーWi-Fiや卓上電源までもが揃っているスタバだと、勉強やノマド系の仕事が捗るというイメージがいつしか生まれます。実際、いつもと違う環境に身を置くことでインスピレーションを得たり場所効果で気分がノってきたりして、考えをまとめてアウトプットしたりする系の作業が捗ることは事実です。
 
最初は一部のノマド系ワーカーから火が付き、いつしか「意識高い系」のフォロワーさんたちもスタバでそれっぽいことをするようになり、それがいかにもなドヤ顔をしているように見えるので、それを称して「スタバでドヤる」という言葉が生まれた、そのように自分は理解しています。
 
 
 
スタバでドヤるために必要なもの
これはごく一部では有名な話ですが、スタバでドヤる人たち共通のツールとして、わかる人御用達のアップル製デジタルデバイス、具体的にいうとMacBook系列のノートパソコンがヤリ玉に挙げられます。
 
MacBook AirMacBook ProiPad Pro12.9インチ、そしてその他のノートパソコンやタブレットでも可能ですが、よく見かけるのは圧倒的にMacBookです。
 
スタイリッシュ、先進的、小型軽量、デザイン性、どれを取ってもMacBookの圧勝で、これがまたオシャレでカッコいいスタバでそれっぽい作業をするのによく似合います。
 
「スタバでラテ飲みながら、MacBookでプレゼンの準備」、「スタバで新作のマキアートを頼んで、次の流行アイテムのプロモーション企画作成」、「スタバで資格試験の勉強をしながら、甘い物で脳に糖分補給」どれもこれもそれなりに自分に酔えそうなシチュエーションです。
(是非とも全制覇したい)
 
格好だけ真似して実はyoutubeを見ていたりネトゲをしている、というのはダメですが。
 
実際そういった雰囲気効果というか気分によるパフォーマンスの向上でいつもより効率が上がるのも事実です。
事務所の机にかじりついているより、気分を変えることで視点が変わって、アウトプットが捗ること間違いありません。
 
もともと喫茶店やファミレスのドリンクバーで読書をしたり勉強をしたりするのは普通にありましたので(お店や時間帯によっては迷惑でしょうが)、居心地の良さを追求するスタバとは親和性が高かったので、ちょっとやっかんで「スタバドヤ族」などというネーミングも生まれたのだと思います。
 
他にもコメダでもベローチェでもサンマルクカフェでもドトールでも、それこそルノワールでもファミレスでも今では普通に見られる光景です。ただ、スタバでMacBookというテンプレがちょっとわかりやすくて目立つのでしょう。
 
 
 
イチオシのスタバドヤ用アプリ
またしてもアプリの紹介で恐縮ですが、スタバに言っても特にやることがないけど、スタバでドヤりたい場合にとってもオススメのアプリがあります。
 
それは「TED」です
TEDと言ってもあの柄の悪いクマのヌイグルミではありません、アメリカ発祥のTED(テド: Technology Entertainment Design)conferenceのことです。
 
各界の著名な登壇者が学術・デザイン・エンターテイメントなど様々な分野についてプレゼンテーションを行う世界規模の講演会で、その動画が無料で配信されているのです。youtubeでも見ることができますが基本的に講演は英語オンリーです、TEDアプリなら字幕を選択することができるので字幕対応している動画であれば英語がわからなくても理解することが可能です。
 
超有名な登壇者の例として、マイクロソフトビルゲイツ会長、クリントン元アメリカ大統領、アル・ゴア元アメリカ副大統領、映画監督のジェームス・キャメロン、『これからの正義の話をしよう』の著者マイケル・サンデル、ミシェル・オバマ米国大統領夫人、その他その分野の第一人者たちがわかりやすくユーモアも交えながら様々な分野のプレゼンテーションを行います。
 
TEDxといってライセンス付与された日本版もあり、日本でも東京・京都を皮切りに各地で小規模な講演会があり、これも非常に楽しいです。TED京都で登壇したとあるお坊さんの話(神父、神主、僧侶でFM放送をやっている話などから転じて日本の宗教観が世界にもたらす良い影響について)は、とても面白かったです。
 
世界規模の叡智に触れられ、プレゼンや英語の勉強にもなり、見ているだけでも世界の革新を感じることができる気にさせられます。検索で「TED おすすめ」などで探せば人気の講演が簡単に見つかりますし、実際人気の動画は確かに素晴らしいものばかりです。タイトルだけでジャケ見してもついつい引き込まれることも多く、知らなかった新しいことについて知ることができる喜びを感じます。
 
 

明日からできるスタバでドヤ

そういうわけで、特にやることがなくても、MacBookを持ってなくても、スマホiPadにTEDアプリをインストールして、スタバの無料Wi-Fiに乗っかって、TEDの人気の動画を見る。これだけでスタバでドヤることができます。
動画ですからイヤホンは必須です。要所要所で頷いたり、聴衆がウケたのに合わせてニヤリとしてみたり、ちょいちょいメモを取ってみたりすると更にイケてる度が上がります。
 
良かったら明日からスタバで試してみて下さい。
これであなたもスタバドヤ族の仲間入り。